news 2018年02月01日

2018年エクアドル花火プロジェクトについて

いつもプロジェクトへの温かい応援をいただきまして誠にありがとうございます。

2018年を迎え、いよいよエクアドルとの外交関係樹立100周年の年を迎えております。
花火プロジェクトについて進捗をご報告させていただきます。

 

皆様から応援していただいたおかげで、ここまでエクアドルでの実現を目指しておりました。
しかし今日まで日本からの花火の運搬を可能にすることができず、また現地での花火の調達も難しく、100周年である2018年を迎えてしまいました。

日本の花火文化をエクアドルの方と共有したいという思いはあきらめることができず、今年は、日本の花火大会の中で、エクアドルに向けたエクアドルパート花火を実施し、それを映像や写真でエクアドルへ届けるという企画として、仕切り直しをさせていただきました。

本当に沢山の方の応援のおかげで、花火を運ぶという可能性が広がり、実現させる方法はあったのだと思っております。
それが今回は実現させることができず、すべて私の色々な力不足だと反省しております。
温かい応援をいただきましたのに、大変申し訳ございません。

当初の企画とは変わりますが、日本の花火文化を通して、エクアドルと日本のまた次の100年の、より良い国交関係に貢献できるようなプロジェクトの実現に向けて最大限努力してまいります。

開催させていただく日本の花火大会としては、昨年末に、在京エクアドル大使館からのお力添えもあり、福島県猪苗代町で毎年8月13日に開催される「いなわしろ花火大会」にて今回のエクアドル花火企画を提案させていただく機会をいただくことができました。
そして花火大会を主催する猪苗代町および猪苗代町観光協会のご厚意により受け入れていただくことができました。

猪苗代町はエクアドルでも研究をした野口英世の出生地であり、野口英世がエクアドルに渡った年から日本とエクアドルの国交関係が始まったというご縁があります。
このご縁を大切に、猪苗代町の方にはエクアドルを、エクアドルの方には野口英世を生んだ猪苗代町を知っていただけるような、企画が変わったことでできる新たな広がりを大事にプロジェクトを作りたいと思います。

2016年に挑戦させていただいたクラウドファンディング、また繋がってくださったすべての皆様のおかげで大きな前進を踏み出すことができ、そのことが今日までに様々な新たな繋がりをもたらしてくださいました。
福島県猪苗代町での実施も、これまでのすべての繋がりのおかげです。

また、エクアドルで花火教室を開催させていただいたことで、エクアドル人の若者が率先して協力してくださり、自分は何ができるかと連絡をいただいております。

クラウドファンディングで繋がった方、花火教室に参加してくださった現地にいる日本人の方々も、様々な方を繫いでくださり、そのひとつとして、現在エクアドルのいくつかの場所で日本の花火写真の展示ができないかとご相談させていただいております。
その展示する写真も、これまでの繋がりの中で出会った花火写真家の方の写真です。

相変わらず沢山の方々に支えられ、プロジェクト実現を目指させていただいていることに感謝し、花火を通して沢山の希望と、沢山のエクアドルと日本の交流が生み出せますよう努めます。

昨日、東京でエクアドル大使館主催の100周年記念レセプションが開催されました。
猪苗代町長、エクアドル大使にご挨拶をさせていただき、「一緒に頑張りましょう」とのお言葉をいただきました。

8月13日(月)福島県猪苗代町の空に、美しい日本の花火が打ちあがります。
ご都合よろしければ、ぜひお越しいただき猪苗代町の美しい自然の中で一緒にエクアドルを感じていただけますと幸いです。

猪苗代町の花火大会「いなわしろ花火大会」に関しましては、現在予定として、
「2018年8月13日(月)開催、雨天の場合翌日開催の可能性もあり」となっております。
日程を含めた詳細は今後4月以降に立ち上がる花火大会実行委員会にて決まっていく予定です。
こちらのエクアドル花火プロジェクトHP、および今後詳細更新予定の猪苗代観光協会公式HPよりご確認いただけますと幸いです。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。